こんな勉強、やっていませんか?非効率です。 「最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法(メンタリストDaiGo著:学研プラス出版)」 書評

「勉強って、どんなやり方したら効率が良いんだろう?」

そんな疑問を持つあなたに、なんと答えそのものが書かれている本「最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法」の書評です。

 

ん?なんで答えそのものなのかって?

それは、この本にはほぼ科学的に証明されている(現在)効率が良い勉強法が盛りだくさんの本だからです!

 

 

本書の説明

Amazon商品の説明から引用

★★★莫大な収入とスゴイ肩書きをゲットせよ! 
DaiGo式・オキテ破りの勉強法を本書で初公開★★★

慶應義塾大学理工学部在学中は人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究し、人間の「心」を探求。
同時に英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとしてあまたのテレビ番組で唯一無二のパフォーマンスを展開。
その後、活動をビジネスおよびアカデミックに方向転換し、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発者、作家、大学教授といったスゴイ肩書きを次々に獲得。
ベストセラー著作を連発し、発行部数はすでに累計300万部を突破――。

メンタリストDaiGoは一体どんな方法で膨大な量の知識・スキルを学習し、それらすべてを効率的に結果につなげているのか?
そして、驚くべき収入を手にし、スゴイ肩書きを次々に獲得し続けているのか! ?

本書ではDaiGoが自らのサクセスストーリーを実現させた「人生を最大化する勉強法」をまるごと初公開します。
もちろん、入学試験、資格試験、昇進試験、検定試験にもバッチリ役立つノウハウが満載です。

最短の時間で最大の成果を手に入れるDaiGo式・オキテ破りの勉強法。あなたもぜひ、試してみてください! ! 

【目次構成】

1章 やってはいけない! 7つの勉強法
2章 「超効率勉強法」の基本
3章 学習効果を激しく高める! 「勉強前」7つのテクニック
4章 記憶の残り方が変わる! 「勉強後」5つのテクニック
5章 上級者向け! 勉強の効果をさらに高める7つの学習習慣
6章 才能の差はこうして超えろ! 地頭を良くする科学的トレーニン

 

本書の内容

 

学校の先生のやり方を覆そう

まず本書を読んで衝撃を受けたことは、学校の先生は教えるプロだけど学ぶプロではないとのこと。

読んでいて、確かにそうだなと、感動しました。

ということは、何か勉強していて分からないことがあれば、先生に教えてもらうのは効率よさそう。

 

 

科学的にやってはダメ!7つの勉強法

■ハイライトやアンダーライン

これは重要なところだけマークを付けても、「なんでそこが重要なのか」が分からない。よって、応用問題には使えないとのことです。

さらに、重要な部分のみを暗記するのなら、もっと効率の良い方法が存在している。

先生に、「ここアンダーラインね」と言われても、アンダーラインを引く必要はないかもしれませんね。

 

■語呂合わせ

これは、よく元素記号を覚える際に使われる、「水平リーベ・・・」とかのこと。

確かに語呂合わせがあまり有効でないことは私自身も実感したことがあり、「水平リーベ・・・」を覚えても、元素そのものの名前が思い出せなかったりしたことがある。

 

■テキストの要約

ん?これは有効っぽいけど?と思った私。

しかし、テキストの要約というのはかなり難しいとのこと。

良い手段ではあるのだけれども、これについては本書で詳しく紹介されています。

 

■忘れる前に復習する

先生ってよく、課題、宿題に今日授業でやった範囲の問題出したりしません?

今日授業でやったところは、帰って家で復習するように。なんて言ったりしません?

実は忘れる前に復習するよりも、忘れるタイミングで復習した方が良いとのことなんです。

 

■集中学習

ぶっ続けで勉強すること。

私もテスト前日とかにはよくやっていましたね。

そもそも人間には集中力が続く時間には制限があります。

また、記憶の定着率を上げるためにも休憩はとったほうがいいのです。

 

■自分の学習スタイルに合わせる

はい、私です!

これが科学的に効率が悪い勉強法だとは思わなかった...

まぁー、科学的に効率の良い勉強法を使用するのが結局良いよねってこと。

 

成績を残せる正しい勉強法の1つの共通点

正しい勉強法に共通する、1点の共通点。なんでしょう?

それは、アクティブラーニングです。

アクティブラーニングとは、自分から進んで勉強をすること。

簡単に言うと、先生から言われて勉強する、受け身の体制ではなく、

自分から勉強するという、自発的な体制のことです。

確かに受け身の体制で勉強した部分よりも、自分から進んで勉強した部分のほうが記憶に残っている気がする。

 

勉強をする前にしておくべきこと

■既に自分の知っている知識を思い出しておく

「~を知るためにココを勉強する!」ではなく、それと関連付きそうな、既に知っている知識を思い出しておくのです。

脳内の考え方は、簡単にいうとマインドマップです。

勉強をし、既に知っている知識を思い出しておくことによって、その知識と新たに入ってきた知識を脳内で結び付けてくれます。

そうすると、記憶の定着率が上がるのです。

 

※本書では、この他にも勉強の前にすべきことが書かれています。

 

勉強後にするべきこと

■昼寝をし、起きたらテストをする

勉強後に昼寝をすることで、記憶の定着率が上がります。

よく、徹夜の勉強は効率が悪いと言われていますが、そんな感じです。

睡眠をとることで、記憶の定着率を上げてくれるのです。

さらに、昼寝から起きたら、昼寝する前に勉強していた部分をテストすることでさらに記憶が定着してくれます。

 

※本書では、この他にも勉強後にするべきことが書かれています。

 

 

 

本書を読むことで得られるもの

・科学的に証明されている効率的な勉強法

・頭の良さ

 

感想

衝撃を受ける内容が多かったです。

本書では、科学的に証明されている勉強方法がたくさん書かれています。

その中から自分に合う勉強法を実践してみよう、との内容です。

勉強法の他にも、ワーキングメモリの鍛え方やマインドセットについても書かれています。