「本の内容を忘れてしまう」を解決する、記憶に残りやすい読書法
本を読んだは良いが、その内容を忘れてしまう。
そんな悩みを持つ人は多いのではないかと思います。
昔の私自身もそうでした。
この悩みは、読書の方法を変えることで改善されます。
記憶に残りやすいといわれる読書法、また、私の読書法をまとめたので、是非読書の参考にしていただければ幸いです。
読む前に内容を想像し、仮説を立てる
人間は、自分の予想を裏切られたことは記憶に残りやすいと言われています。
これを活かして、本を読む前に、その本の内容を予め想像して仮説を立てておくのです。
だいたい、こんな内容なんだろうな〜
くらいで大丈夫です。
本を読み進め、もしその仮説が間違っていたとしたら、その内容はあなたの脳に刻み込まれやすくなります。
また、その仮説が合っていた場合に関しても、私自身、記憶に残りやすいな〜と実感します。
著者が何を伝えたいのか理解する
この本を通じて、著者は何を伝えたいのかを明確にすることで、その本の内容がスラスラ頭に入りやすくなります。
これを言っているのは、〜のためか。
と言った感じです。
これは人から説明を受ける時も同じで、
相手の説明が最初に結論から始まると、伝わりやすい原理と同じです。
予め著者の伝えたいことを理解しておくことで、本に書いてある内容が理解できます。
イメージしながら読む
もし他人に読んだ本の内容を説明してくださいと言われた場合、漫画と比べ、小説の内容を説明する時は難しそうだな、と思いませんか?
更に、ストーリー性のある本の説明は出来る気がするが、ビジネス書の説明をするのは難しそうだな、と思いませんか?
人間は、頭の中でその情景を思い浮かべながら読書をすることで、記憶に残りやすいといわれています。
これをビジネス書に活用するなら、その内容の論理構造を頭の中でイメージして読むことで、記憶に残りやすくなるのです。
重要なのところを声に出す
声に出して読むと、記憶に残りやすいとはよく言われるものです。
声を発することで、自分の声が聞け、口でもその内容を言葉にする動作が生まれ、記憶に残りやすいのです。
この原理を読書にも活かしていきましょう。
私の場合は、太字の部分を声に出して読むようにしています。
さらにこれを活用するなら、読書をしている最中に音声入力アプリを起動しておいて、メモをとることも出来るのです。
内容を思い出しながらボーッとする
1度区切りの付く所まで読み終えたら、本から目を逸らして、どんな内容だったか思い出してみましょう。
こうすることで、記憶の定着率が上がります。
私の場合は、小見出しを1つ読み終える度に、これを行っています。
自問自答を行う
本を読み終えたら、その内容を自問自答を行いましょう。
質問に答えることで、記憶に残りやすくなります。
私が自問自答をする際に使う、質問内容は下記です。
是非参考にしてみてください。
- どう始まり、どう終わったか
- 著者の1番伝えたいことは何か
- 問題点、解決策は何か
- 何を学んだか
- どんな専門用語が出てきたか
- どんな例えが出てきたか
- 著者に賛成できる理由、反対の理由
- まえがき、あとがきでは何を伝えているか
- タイトルは内容的にマッチしているか
- 本書と似ている本は何か
マインドマップでまとめる
本の内容をマインドマップを作成することによって、記憶力、創造力、集中力が高まるといわれています。
また、自分でマインドマップを作成する訳なので、後で見直した時に「この本はこういう内容だったな〜」とすぐ思い出すことができます。
マインドマップの書き方についてはたくさんの本が出回っているので、そちらを参考にしてください。