【書評】ー頭のいい人だけが知っているーお金を稼ぐ読書術ー33歳で3億円をつくったインプット・アウトプット法 感想 この本で得られるもの・読むべき人

 

ー頭のいい人だけが知っているーお金を稼ぐ読書術ー33歳で3億円をつくったインプット・アウトプット法(午堂 登紀雄著)の書評です。 正しい読書のやり方、あなたはご存知ですか? この本には、私が今まで行っていた読書のやり方と全く違うことが書かれていました。 ただ、読書をしていれば良いものではない。 読書には、それをお金に結びつける読書の方法がある。 といった内容の本となっています。

 

では、レッツ書評!!

 

 

 

本はたくさん読めば良いものではない

「成功者はみな、速読家で多読家だ」 「成功するためには、速読して、たくさん本を読まなきゃいけない」 (本編22、23ページ目)

著者はこれに対して、別に速読ができなくても、多読ができなくても大丈夫だと述べています。 その理由は、世の中にある本の数と、成功者の数が比例しないとのこと。 確かに!! そこから著者は学習方法に問題がないかと考え、この本ができあがりました。 つまり、この本はタイトル通り、「成功したいなら正しい学習方法(読書術)を行おうね」といった内容の本となっています。

 

お金を稼ぐ読書の仕組み

著者はここで、読書が好きでない・読書が習慣になっていないと長くは続かないことから、まずは「読書は楽しい」と実感を得ることが大切だと述べています。

「読むべき本」ではなく、「読みたい本」から入ることも、活字慣れする一つの方法です。 (本編54ページ目)

これは私自身も大いにオススメしたい方法です。 私も、読書は全く習慣となっていませんでしたが、「読みたい本」から入ることで、いつの間にか読書が好きになっていました。 また、本編では自然に読書に向かう「仕組み化」ができあがる工夫のヒントを10つ紹介しています。 ここでは、私がその10つの工夫のヒントで、参考になったものや、衝撃を受けたものを2つ紹介していきます。

カバンの中には本を複数忍ばせておく (本編60ページ目)

これは、別の分野の本をいくつか持ち合わせてでかけるというものです。 やはり、その時の気分によって読みたい本が違ったりするときがあるわけです。 そこで、カバンの中には1冊の本を入れておくのではなく、複数分野の異なる本を入れておくことによって、本の選択肢ができるという方法です。

未読本を増やす~中身は読まなくてもいい?~ (本編62ページ目)

これは、自分の興味関心の再確認ができる方法です。 とりあえず気になる本があれば購入しておき、タイトルが見えるように部屋などに置いておきます。 そのタイトルを見る度に、「自分はこういう分野に興味があるんだな~」と、自分の興味の再確認ができるのです。 また、タイトルを見るたびに、「これはこういう内容だろうな~」と仮説を立てることで、その仮説が当たっていた場合、速読ができるというメリットもあるのです。

 

その本の著者を知る

本編では著者について知り、著者が何で成功しているのか、著者の気持ちになって読むことが大切だと述べられています。 また、私がとても参考になったのは、著者プロフィール、まえがき、あとがきに最初に目を通すことです。 これを実践することで、著者について知ることができ、この本で一番伝えたいことは何か、を知ることができるのです。 これは私が知らなかった方法なので、これから実践していきたいですね。

 

本に「答え」は書かれていない

本編では、本に答えは書かれていないと、述べられています。 確かに、本に答えが書かれていたら、そりゃー誰でも成功します。 著者は読書をして、「考える」ことに重点を置いています。 私は本編を読み、あくまでも本に書かれていることはヒントとして捉え、それを成功に結びつけるには考えることが大事なのだと、知ることができました。

 

この本を読んで得られるもの・読むべき人

本編を通じて、私の知らなかった読書法を知ることができました。 なかなか衝撃を受ける読書術が書かれていて、私の中の常識を覆されるところもいくつか。 この本を読むべき人は、 ・読書に関心のある人 ・読書をしても頭に入らない人 そんな方にピッタリの本だと思います。 ぜひ、あなたもこの本を読み、お金に結びつく読書術を習得してください。