なぜかまわりに助けられる人の心理術(メンタリストDaiGo)を読んで得られるもの・読むべき人

メンタリストDaiGoさんの「なぜかまわりに助けられる人の心理術」の書評です。
尽くしても尽くしても、相手がその気持ちに応えてくれない・・・
そんな経験はありませんか?
私は、あります。
いくら尽くしても相手が自分の気持ちに応えてくれないとき、どうしようもないくらい落ち込みました。
この本は、「尽くす」ことより、「やってもらう(尽くしてもらう)」ことの大切さ。
じゃあ実際、「やってもらう(尽くしてもらう)」にはどうすればよいのか。
その方法が書かれています。

尽くすことをやめることで、好感度がUPする

これはどういうことかと、思うかもしれません。
私もきっと本編を読む前にこんなの見たら、全く持って意味不明状態です。
本編にはこう書かれています。
・人は、相手を好きだから何かしてあげようと思う。 ・人は、何かしてあげたから好きになってしまう。 (本編26ページ目)
人間にはこういう心理が働くんですね。
これを見れば納得いくと思います。
私自身もなるほどな~と強く感動しました。
つまり、
・好かれたいなら上手にしてもらうことが大切。 (本編26ページ目)
私の常識を覆されました。
(この仕組みは奥深く、本編では詳細について書かれています。)

「やってもらう」側の人間になるには、ルールがある

やってもらう側の人間になれたら、自分は楽できるし、さらにそれで相手の好感度が上がるなんて言われたら絶好の立場ですよね。
でももちろん、ルールがあります。
本編ではやってもらう側の人間になるためのルールが書かれています。
ざっくり紹介すると、
①尽くさない
②強がらない
③頼まない
です。
この「頼まない」ってのは驚きました。
本編では、こう書かれています。
相手の望む未来を「暗示」してあげる (本編79ページ目)
これをしてあげることで、相手に不快感を与えず、ものごとをやってもらえるようになります。

上手に好かれる

これが重要なテクニックとなっていきます。
本編では、感情を伝える、自分しかいないと思わせる等、5つのテクニックを紹介しています。
感謝の感情をきちんと相手に伝えることで、相手にもやってあげたかいがあった!
と思わせることで、また「やってもらう」のループへ・・・
自分しかいないと思わせることで、相手には「私しかやってあげられないことだ!」
と思い込ませることで、また「やってもらう」のループへ・・・
5つのテクニックを習得することで、「やってもらう」のループができあがる仕組みとなっています。

本編を読んで得られるもの・読むべき人

前にも書いたように、常識を覆される本でした。
「やってもらう」側の立場になることで、自分は楽でき、相手の高感度もあがる。
「やってもらう」側の人間のすばらしさ。
そして、その「やってもらう」側の人間になるためのテクニックを習得できる本です。
読むべき人としまして、
・いくら尽くしても相手が応えてくれない
・もっと楽をしたい
・多くの人に好かれたい
・頑張り疲れた
・色々、友人や恋人、家族に「やってもらいたい」
そんな悩みをお持ちの方にはお勧めな本だと思います。